人参の飾り切りのやり方のコツ・フライパンでつくる人参の煮物の簡単レシピ。
自由が丘のF&Fで昆布を買ったのでたっぷりとお出汁をとりました。
家庭用のお出汁は二番出汁で。
本来二番出汁は、一番出汁の出し殻にさらに鰹節を加えてとりますが
家庭用ではもっとシンプルでよいかなあと思います。
めんどうくさくて市販の粒のものをつかってしまうよりは
簡単でもミネラルたっぷりの手作りお出汁をとっていただいたほうが
身体によいお料理をつくれます。
かんたん出汁のとりかた
1000mlの水に7cmくらいに切った昆布(ぬれふきんで表面をふきます)と鰹節ふたつかみをいれます
↓
弱火にかけて
昆布は沸騰のすこし前に(表面が小さな気泡でおおわれたら)、
鰹節は沸騰したら火からおろします
↓
ふきんやキッチンペーパーでこしたら完成です
簡単出汁は、弱火でじっくりと煮出すのがポイントです。
煮出しているあいだに、下ごしらえなどをしておけば時間も有効につかえて一石二鳥♪
出し殻も捨てないで!手作りふりかけ
出しがらは細かくみじん切りにしてフライパンにいれ
出汁大さじ1・みりん大さじ1で煮つめる
↓
お醤油大さじ2~といりごまを加えてで水気がなくなるまで炒めれば
手作りふりかけができますよ。
仕上げにごま油を少し馴染ませてもおいしいです。
さて、お出汁をとったので主役のお野菜を決めます。
今回は、いつもはわき役になりがちな人参を主役にしたお料理です。
冷蔵庫によくあるお野菜と言えば人参。
なにかと使い勝手がよく、栄養価も高いパワーベジタブルですね。
人参の効能
アメリカ国立がん研究所が発表しているデザイナーズフードリスト(がん予防に効く食材ランキング)でもトップクラスを誇る人参。
がん予防以外にも
・動脈硬化予防
・高血圧予防
・免疫力向上
・美肌効果
など、うれしい効果がいっぱいです。
人参をつかったレシピはこちらの過去記事へ
人参は輪切りでも大丈夫ですが、すこし手間を加えて飾り切りにするのもおすすめです。
食卓がぱっと華やかになるので
ホームパーティやお祝いのお食事のときに
あと一品つけたいなーなんてときにぴったりですよ。
人参の飾り切りのやり方
基本の流れはこんなかんじです。
(左) 厚めの輪切りにした人参に5等分に5ミリ程度の切れこみをいれる
(左から2番目) 切れ目にV字になるよう切れ込みをいれてカットし、さらに切れ込み部分に円の中心部から外に向かって深くなっていくように切れ込みをいれる
(左から3番目) 花びらの真ん中から左側の切れ込み部分に向かって、そぐようにして斜めにカット
(右)花びら部分の角をカットして丸くする
むずかしく思えますが、慣れてしまえばかんたんに飾り切りができるようになりますよ。
フライパンでつくる人参の煮物の作り方
材料 (2人分)
人参 2/3本
お出汁 250ml
薄口醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
きび砂糖 大さじ1 (白砂糖でも可)
作り方
フライパンにだし汁・人参を入れ、中火で煮ます
↓
煮立ったら、みりんと砂糖を加えて
落し蓋(アルミホイルでも可)をして、人参に8分煮ます
↓
火が通ったら薄口醤油を入れ、弱火で3分煮ます
↓
火からおろし、一度さましたら
再度火にかけ味をなじませたら完成!
もしあれば、かぼすをしぼって最後にかけると、一段とおいしくなりますよ。
今回は少ない煮汁でつくれるよう、お鍋でなくフライパンでつくりました。
鍋だと煮汁が全体に行き渡らないこともありますが、
フライパンだと均一に行き渡らせることができるので
少量の煮物を作りたいときにはおすすめです。
煮物は一度さまして温めることでさらにおいしくできます。
いろんな煮物で応用してみてくださいね。
今回は人参を主役にした一品料理をご紹介しました。
野菜は、季節に合わせて旬のお野菜に変えてつくってもおいしいですよ。
ぜひつくってみてくださいね。
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